CFDのリスク

CFDは証拠金を預けることにより、何倍もの金額を動かすことができる「レバレッジ商品」です。
そのため、少ない自己資金で大きな利益を得る可能性もありますが、それは同時に多額の損失を被る可能性もあるということです。
中には数百倍といったレバレッジも可能なようですが、リスクを回避できる程度のレバレッジで行うことが必要かもしれません。
もちろん、投資であるため、元本保証もありません。

CFDは取引対象が幅広く魅力的な反面、情報収集に多くの労力を費やす可能性もあります。
例えば、株式1つの銘柄の情報収集だけでもそれなりの労力が必要ですが、CFDは世界各国の取引対象銘柄の情報収集も必要です。
こうしたことは、個人投資家にとっては大きな負担となるかもしれません。

また、こうした情報収集ができないあまり、各国の政治・経済・社会情勢の悪化といった情報の把握ができないまま取引に支障をきたすこともあるかもしれません。
特に流動性の低い商品やエマージング市場、経済状況の急激な変化は売買したい時に売買できず、損失を被るリスクもあります。

CFD〜取引から考えられるリスク〜

CFD取引リスクはいくつか考えられますが、その中でも一番大きなリスクは「相対取引から生じる資金リスク」です。
現物を取り扱う株では、証券保管振替機構で管理が行われているため、企業が倒産した場合でも、資産として保有している状態となります。
そのため、投資家自身に及ぶリスクは限定されます。
しかし、CFDの場合は相対取引となるため、証券保管振替機構のようなセーフティーマットとなるものはありません。
しかし、そうしたリスク回避策として、「分割管理」と「信託保全」が挙げられます。

「分散管理」は、業者が会社の資産と顧客の資産を別々に管理することにより、顧客の資産が守られるリスク回避策です。
分割の割合に関しては業者間により差があり、割合によって金額も変わるようです。
もう1つは「信託保全」によりリスクを回避する方法です。
こちらは業者が顧客から預かった資金を、会社とは区別し信託銀行に分割管理される仕組みです。
これなら、仮に業者が倒産しても全額返額され、リスクを回避することができます。


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